こんばんは!AI文学音響研究所です。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」から生まれた音楽をyoutubeにアップしました。
宮沢賢治さんは、ほんと天才だなあと思います。
みなさん、聴いてみてくださいね!
銀河ステーションの約束
[Verse 1]
天気輪の柱の影 ひとり見上げる空
ケンタウルスの祭りの声 遠くに聞こえていた
活版所のインクの匂い ポケットの銀貨
僕だけを乗せない汽車が 通り過ぎてく街
[Chorus]
「銀河ステーション」 どこからか声がして
気づけば君が隣にいた 黒いビロードの椅子
「ほんとうのさいわいは一体なんだろう」
答えを探して 星屑のレールを走ってく
[Verse 2]
プリオシン海岸の化石 時間の岸辺に立ち
りんどうの花のあかり 鳥を捕る人の影
さそりの燃える赤い火が 夜の闇を照らす
「まことのみんなのさいわい」 その言葉が響いた
[Chorus]
「銀河ステーション」 どこまでも行ける切符
白鳥の停車場を過ぎて 涙がこぼれそうで
「ほんとうのさいわいは一体なんだろう」
君の答えを 僕はまだ聞けないままでいる
[Bridge]
南十字星が燃え尽きる 空のいちばん深い場所
君は静かに立ち上がり あのおかあさんの所へ
「僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」
君のいない汽車で 僕はそう誓ったんだ
[Outro]
目覚めた丘の上 夜明けの匂いがした
戻ってきたこの世界で 僕は歩き出すよ
君との約束を胸に ほんとうの幸福を
みんなのために 探しに行こう


コメント